失敗から学ぶ

よく失敗をします。失敗が99で成功が1と言う位なんじゃないか?と言う比率で失敗します。一口に失敗と言っても色々なケースがありますが、仕事にしても、コミュニケーションにしても、「目的が達成出来なかった事」が失敗だと思っています。

常日頃から「目的」を明確にもって生きているわけでは無いので、往々にして後から「ああ、こうすれば良かった」と言う事の方が多いのですが、それもまた一つの失敗かなと。行動を起こした時には、目的が明確では無かったとしても、振り返ると「こうすれば良かった」と言う目的、目標がそこには存在しているわけです。ただ、それを意識しているか否か、それだけの違いです。

ただ、そんな風にだけ考えてしまうと、暗く憂鬱な毎日になってしまうので、こんな事を考える様にしています。

  • その目的、目標は妥当だったのか?
  • 行動によって、目的、目標はどの程度達成できたのか?何が達成できなかったのか?
  • 目的、目標に至らなかった理由は何か?

そして、失敗をした直後では無く、少し時間を空けて、失敗の度合いによってはじっくり時間をかけて、客観的に考えて行くと、結果的に前向きなToDoとして「次回、失敗しないための方法」が浮かび上がってきます。そして此処からが重要です。浮かび上がってきた、「次回、失敗しないための方法」をただの「方法」にしておくと、経験上、また同じ事を繰り返すケースが多いので、その「方法」を「仕組み」に進化させます。

例えば、「プログラムの納期が間に合わなく、クライアントに迷惑をかけた」と言う失敗があった場合、こんな分析ができると思います。

 

  • そもそもの納期は妥当だったのか?(その目的、目標は妥当だったのか?)
    • 仕様確定のための期間が短期間過ぎた
  • 何が出来ていて、何が出来ていないのか(行動によって、目的、目標はどの程度達成できたのか?何が達成できなかったのか?)
    • 仕様は確定している
    • プログラムの概ね完成。単体テストが途中。
  • なぜ、納期に遅れたのか?(目的、目標に至らなかった理由は何か?)
    • 仕様確定が遅延したにも関わらず、スケジュール調整をしなかった為

 

こう言う分析の結果になると、次回以降の対処方法は「仕様確定が遅延した場合、スケジュールを調整する(出来るか出来ないかわからないけどw)」と言う事になります。ただ、この状態ではただの「方法」です。次の段階では、これを「仕組み」に進化させます。

仕組みに必要な要素としては、

  • 誰でも理解、納得する事ができるルールになっている
  • ルーチン化する事ができる

などがあるかと思います。この例の場合、「仕様確定が遅延した場合、スケジュールを調整する」と言うのが失敗を繰り返さないための方法です。それを仕組みにすると言う事は、この方法を「ルール化し、誰でも理解、納得する事ができる状況を作り、ルーチン化する」わけです。

この「プログラムの納期が間に合わなかった」と言う例で言えば、こんな「仕組み」が言えるかと思います。

  • プログラミング&テストスケジュールは、仕様確定の段階で再スケジュールする事を契約書、覚え書き等に入れ込む(もしくは、プロジェクト開始時点でコンセンサスをとっておく)
  • スケジュールの妥当性を計り、見直すタイミングをマイルストーンとしてスケジュールに予め設定し、コンセンサスを取る事を義務づける

他にも色々なアイデアがあるかと思いますが、一例としてあげておきます。

重要なのは、こうした仕組みを作って行く事によって、徐々に失敗リスクを軽減していく事だと思います。PDCAサイクルと言うイメージでしょうか。

ただ、やっかいなのは、「失敗」と言うのは常にユニークで、特に日常生活においての「失敗」は、対処策を仕組み化しにくいです。その時々の自分のメンタルや状況によっては、自分自身も思いもよらない行動をとるケースも少なくないですし、対処策を仕組みすると言うのも、僕らはロボットではなく人間ですから、難しいです。ただ、人間であると言うメリットから言えば、失敗に伴う痛みによって、次回、同じ様な事が起こった時、ブレーキがかかるなんて事が唯一の対処策、対処の仕組みなのかも知れません。

Posted in: 仕事のこと

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